夏の風物詩である「相模原納涼花火大会」は、毎年約1万発もの花火が打ち上げられ、例年20万人以上もの人出で賑わう神奈川県内屈指のビッグイベントです。
大人気ゆえ会場周辺は大混雑・大渋滞になりますが、小さなお子さん連れのご家族には人混みや長時間の場所取りは避けたいところですよね。
そこで今回は、家族みんなでゆったり安心して楽しめる、混雑を避けられる穴場観覧スポットを調査しました!
各スポットのアクセスや設備、実際に訪れた方の口コミも交え、「トイレはある?」「子どもが飽きない?」といった気になるポイントと共にご紹介します。
夏休みの思い出づくりに、ぜひ参考にしてくださいね🎆
相模原麻溝公園(広い公園でのびのび鑑賞)
「相模原麻溝公園」は花火大会会場から約8km離れています。
距離はありますが、その分会場周辺の喧騒とは無縁で、広々と花火を眺めることができます。
公園自体がとても広大で、観覧スペースも十分に確保できるのが魅力です。
さらに遊具広場やアスレチック施設、無料のふれあい動物広場(ミニ動物園)など子どもが喜ぶ施設が充実しています。
小さなお子さん連れでも、花火の時間まで遊具や動物とのふれあいで飽きずに過ごせるでしょう。
「ポニー乗馬」(ロバの乗馬)は1人130円と格安で体験できるなど、家族みんなで一日楽しめる公園です。
まさに花火鑑賞の“前座”として遊べる穴場スポットと言えます。
花火の見え方
8kmと離れているため、打ち上げ高度の低い花火は建物や地形に隠れてしまう可能性があります。
しかし大玉の花火は夜空にしっかり浮かび上がり、公園の開放的な雰囲気の中で鑑賞できます。
また、公園内に55mの展望塔がありますが、残念ながら夜間は閉鎖されていて上ることはできません。
それでも地上から十分に楽しめるのでご安心ください。
周囲に高い建物が少ないため、空いっぱいに広がる花火をのびのび眺められますよ。
芝生広場にレジャーシートを敷いてお子さんと寝転びながら鑑賞するのも◎です。
アクセス&設備
最寄り駅はJR相模線の「原当麻駅」で、駅から公園までは徒歩約20分です(バスもありますが本数が少ないため時間にゆとりを)。
公園内には約1,000台収容の大駐車場があり車でもアクセス可能ですが、花火大会当日は満車が予想されます。
夕方には周辺道路も混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです。
トイレは園内各所に整備されており、ベビー用おむつ交換台や授乳室も完備されています。
身障者用トイレ・駐車場もあるバリアフリー対応の公園なので、ベビーカー利用や小さなお子さん連れでも安心です。
公園への地図はGoogleマップで「相模原麻溝公園」を参照してください。
公式サイト(相模原市観光協会の紹介ページ)もありますので初めて訪れる方は確認してみましょう
三栗山スポーツ広場の駐車場(対岸から車で楽々鑑賞)
「三栗山(みつくりやま)スポーツ広場」は、花火大会の打上会場から約1kmと比較的近距離に位置する穴場スポットです。
河川敷会場の対岸、高台にある広場のため、打上場所よりも高い視点から花火を見下ろすように鑑賞できます。
大玉の花火が頭上に降ってくるような迫力を間近で体感できますし、遮る建物もなく視界良好です。
公式の有料席ほど近くはありませんが、無料でこれだけの迫力を味わえるのでコスパ抜群です。
実際に2019年には「18時30分に到着して待ち時間なしで入れた」との観覧報告もあり、比較的直前でもスペースを確保しやすいようです。
とはいえ人気が高まりつつあるスポットなので、できれば夕方までに現地に到着しておくと安心でしょう。
花火の見え方
三栗山スポーツ広場は会場に近く高さもあるため、低めの花火までほぼ全景を観覧可能です。
周囲に大きな建物もないので、打上げの始まりからクライマックスの大玉連発までしっかり楽しめます。
1kmという距離は、花火の音も遅れず伝わり迫力満点ですが、メイン会場ほどの混雑はありません。
広場の下に約100台分の駐車スペースがありますが、車のボンネット越しに花火を見る形になる場合もあるので、観覧時は車から降りて広場脇にレジャーイスを出すなどすると良いでしょう。
アクセス&設備
三栗山スポーツ広場へは車でのアクセスがしやすいです。
広場下の駐車場は無料で約100台が駐車可能ですが、花火当日は早々に満車になる恐れがあります。
車で行く場合は夕方までの到着を推奨します。
公共交通なら、JR横浜線「淵野辺駅」・JR相模線「上溝駅」・京王相模原線「橋本駅」各駅から神奈中バスに乗り「小沢(おざわ)」バス停で下車、そこから徒歩約10分で到着します。
バス便は本数が限られるため、時刻を事前に調べて計画しましょう。
トイレに関しては、広場の管理棟に簡易トイレが設置されています(普段スポーツ利用者向けの公衆トイレがあるため、当日も利用可能です)。
ただし設備は簡素で数も多くないため、小さいお子さんは事前に済ませておくことをおすすめします。
広場周辺は自販機や売店がない住宅地のため、飲み物やおやつは持参していくと安心です(最寄りのコンビニは1km以上離れています)。
夕立など急な天候変化に備え、車内待機できるのも車利用のメリットですね。
横山公園(静かな運動公園でゆったり観賞)
「横山公園」は打ち上げ会場から約4km離れた場所にある市立公園です。
距離は中くらいですが、広々と開けた敷地で視界を遮るものがほとんどなく、打ち上げ花火の大半をきれいに見ることができます。
メイン会場に比べ観客が少ないため、静かにゆったり過ごしたい方におすすめの穴場です。
特に小さなお子さん連れの場合、人混みを避けられるのは大きなメリットですね。
花火の開始直前に行っても駐車場を確保できる可能性が高いほど混雑が緩やかなので、焦らずマイペースに行動できるでしょう。
家族に嬉しいポイント
横山公園には子供が遊べる遊具エリアやアスレチック施設も充実しています。
花火の時間までブランコや滑り台で遊ばせておけるので、子ども達も退屈しません。
また園内には野球場やテニスコートもあり、広場も十分広いです。
レジャーシートを敷いてピクニック気分で待機するファミリーも多く見られます。
大きな音が苦手なお子さんでも、少し離れたこの公園なら音量が穏やかで安心です。
風向きによっては煙もあまり流れてこないため、乳幼児連れでも比較的快適に鑑賞できますよ。
アクセス&設備
横山公園は相模原市中央区横山5丁目に位置し、最寄り駅はJR相模線「上溝駅」(徒歩約20分)ですが、駅から歩けなくもない距離です。
おすすめは車かバスの利用です。
公園内に無料駐車場があり、約200台ほど駐車可能です(障がい者用スペースあり)。
花火大会当日は周辺道路も混みますが、会場に直接向かう車より影響は少ないでしょう。
それでも18時~19時台は駐車場待ちが発生する可能性があるため、余裕を持って出発しましょう。
公共交通の場合、JR横浜線「淵野辺駅」南口から神奈中バスで約30分、またはJR相模線「上溝駅」からバスで約25分、「横山団地入口」や「星が丘住宅前」停留所などで下車すると徒歩圏です。
バス便は夜間本数が減るので帰りの時間にも注意してください。
園内には公衆トイレが複数あり、清掃も行き届いています。多目的トイレ(おむつ替えシート付き)も備わっており安心です。
自動販売機や水飲み場もあります。
なお、公園周辺にはコンビニも点在しており(ローソン相模原星が丘四丁目店などが徒歩5分程度、飲み物や軽食の調達にも困りません。
コピオ愛川 屋上駐車場(穴場のショッピングセンター)
コピオ愛川 屋上駐車場 – ショッピングセンターの屋上から快適花火鑑賞
「コピオ愛川」は愛甲郡愛川町にあるショッピングセンターで、その屋上駐車場が花火大会のビュースポットとして穴場的に人気です。
打上会場から約1.6kmと近く、しかも建物の屋上なので周囲の建物や道路に邪魔されず、花火を真正面に臨むことができます。
毎年花火当日は屋上駐車場が一般開放されており、誰でも無料で入場可能です。
買い物ついでに立ち寄ってそのまま鑑賞できる気軽さもあり、家族連れにも嬉しいスポットです。
特に車移動の方にとって、ショッピングセンターなら駐車場を探すストレスが少ないのが助かりますね。
花火の見え方&雰囲気
大会会場から近いだけあり、ここから見る花火はサイズも迫力も十分です。
打上方向に視界を遮る建物がなく、ほぼ正面から鑑賞できます。
地上から見るより一段高い屋上からの眺めは開放感があり、写真映えも抜群です。
その反面、人気が年々高まっており、「穴場」とはいえ当日はかなりの人出になります。
屋上は広いですが、安全のため定員になり次第入場規制の可能性もあります。
夕方には満車・満員になることを見越して、早めの時間帯に向かいましょう。
屋上は遮るものがなく夏の日差しが強いので、日が高い時間から場所取りする場合は日よけグッズや水分をお忘れなく。
地面はコンクリートのため、レジャーシートや折り畳み椅子があると子どもも楽に過ごせます。
ベビーカーも問題なく持ち込めますが、暗くなったら足元に注意して安全に鑑賞してくださいね。
アクセス&設備
コピオ愛川は車でのアクセスが便利です。
圏央道「相模原愛川IC」から県道54号経由で約10分程度と、厚木方面・相模原方面どちらからも行きやすい立地です。
駐車場はショッピングセンター併設で、地下と屋上に広いスペースがあります(当日は買い物利用者以外も無料で駐車可能です)。
公共交通を利用する場合は、小田急線本厚木駅やJR横浜線淵野辺駅から愛川町方面行きのバスが出ています(神奈中バス「コピオ愛川」停留所下車すぐ)。
詳しい路線は愛川町コミュニティバスの「中津東部・小沢・コピオ愛川ルート」などが該当します。
本数が限られるので事前に時刻表をチェックしてください。
施設内にはスーパーやフードコート、トイレはもちろん、オムツ替えシートのある多目的トイレも完備されています。
花火の時間帯でも1階のスーパー(~21:00)やドラッグストアが営業しているため、飲み物やお菓子の買い出しも可能です。
もしお子さんが飽きてしまっても、館内に涼みに降りたり休憩できるのがショッピングセンターの強みですね。
屋上から降りればトイレもすぐ利用でき、清潔に保たれているとの口コミもあります。
帰りは周辺道路が渋滞しやすいので、時間に余裕をもって安全運転でお帰りください。
ヨークフーズ田名店の屋上(※要注意)
会場から約2km離れた場所にある地元スーパー「ヨークフーズ田名店」(旧ヨークマート田名店)の屋上駐車場も、かつては花火の穴場観覧スポットとして有名でした。
非常に魅力的なスポットではありますが、2024年以降は事情が変わっています。
大会公式サイトによれば、「ヨークフーズ田名店の屋上駐車場は花火大会当日に開放されず、買い物目的以外の駐車は禁止」と発表されました。
そのため現在では一般の花火見物目的で屋上に入ることはできなくなっています。
実際、2024年の第51回大会では終日トイレ閉鎖や駐車場利用禁止の措置が取られました。
マナー違反や混乱防止のための対応とのことですので、無断で敷地に立ち入るのはやめましょう。
周辺の店舗や道路を無断使用しての観覧は禁止されています。
まとめ:家族で快適に花火を楽しむために
以上、相模原納涼花火大会を家族連れで安心して楽しめる穴場スポットをご紹介しました。
それぞれ特色は異なりますが、いずれも人混みを避けながらゆったりと花火鑑賞ができると評判の場所です。
- 相模原麻溝公園: 広大な公園で遊びながら鑑賞。トイレ完備で子どもも退屈しません。
- 三栗山スポーツ広場駐車場: 対岸から車で楽々。混雑少なく穴場です。
- 横山公園: 静かな運動公園でのびのび鑑賞。夜でも駐車場利用可です。
- コピオ愛川 屋上: ショッピングセンターの屋上で快適鑑賞。買い物もでき家族連れおすすめです。
穴場とはいえ、花火大会当日はどのスポットもそれなりに人が集まります。
特に駐車場系のスポットは早めの行動が肝心です。
公式サイトでも「渋滞で会場到着に時間がかかる」ことが予告されている通り、迂回して穴場に向かう場合も時間に余裕をもって出かけましょう。
また、周辺の住民や他の利用者への配慮も忘れず、ゴミの持ち帰りや場所の譲り合いなどマナーを守って楽しく過ごしてくださ い。
特に店舗駐車場を利用する際は一般の買い物客の迷惑にならないよう注意が必要です。
安全第一で準備を整え、ご家族にとって素敵な夏の思い出になる花火鑑賞を楽しんでくださいね。