ヤマト運輸が提供する「ネコポス」は小さな荷物をお手頃な価格で迅速に配達するためのサービスです。
オンラインショッピングで商品を購入した際、このネコポスを選択して発送されることもあるでしょう。
さて、「ネコポス」の荷物は、ご自宅にどのように届けられるのか疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれません。
「インターホンを押されて対面で受け取るの？」「ポストに入れられるの？」など、ネコポスの配送をあまり利用していない方々には、配達方法についての様々な不安や疑問があるかもしれません。
本稿では、そのような疑問を抱える方に向けて、ネコポスの「届き方」について詳しくご説明します。
ネコポス配達についてのご案内
通常、ネコポスでの配送はお客様の「郵便受け」を通じてお届けされる仕組みです。
ですので、お客様のご自宅のインターホンが鳴ることなく、郵便受けに直接投函されることとなります（特別なケースを除く）。
この配送方法は、ハガキやチラシが配達される際と同様の手順です。
ネコポスで荷物が到着する日が予測されていても、わざわざ在宅する必要はございませんし、トイレ利用時などに気を使う必要もありません。
郵便受けへの投函は自動的に行われますので、「いつでも外出可能な状態をキープする」ことに気を配る必要はなく、この点に関してはご安心いただければと思います。
ネコポス配送に不在時の対応はあるのか？
ネコポスという配達方式は、先に述べたように、郵便受けへの投函を基本としています。
このシステムのおかげで、受け取る際に自宅にいる必要性はございません。
「明日、ネコポスで荷物が到着する」という日でも外出していても問題は起こりません。
従って、他に予定されている荷物がない限りは特に配達を気にする必要はありません。
ヤマト運輸の通常配送と異なり、対面での受け取りは必要ではないため、もしお家に居ない場合でも受け取りが可能です。
この点についてもご安心くださって大丈夫です。
ただ、郵便受けが満杯で投函ができないなどの事情により、一部例外が生じることがあります。
その詳細については以下でさらに説明いたします。
ネコポスの対面配達は可能か
配送方法の選択に関して、万が一「郵便受けではなく、直接手渡しで受け取りたい」と希望されるお客様がいるかもしれません。
しかし、特殊な場合を除きネコポスは基本的に郵便受けへの投函が前提となっています。
したがって、「今後届くネコポスを対面での配達に変更してほしい」との要望には応じられないことをご理解ください。
対面での受け取りを望む場合は、（インターネットショッピングの際など）注文時に明確に伝える必要がございます。
宅配ボックスへの投函事情
通常、ネコポスは郵便受けへの投函が基本ですが、郵便受けではなく、もし存在すれば宅配ボックスに届く場合もあります。
郵便受けに収まらないサイズの場合
ネコポスで送れるサイズには限りがありますが、郵便受けのサイズさえも千差万別です。
そのため、ネコポスの荷物が郵便受けに入らない可能性もあります。
そういった際には宅配ボックスに投函されます。
郵便受けが他の郵便物等で満杯の場合
郵便受けのサイズに問題がないにも関わらず、他の郵便物で埋まっている状況では、ネコポス配送物を加えることができません。
このケースでも強引に郵便受けに押し込むことはせず、宅配ボックスへと配達されるのが普通です。
これらのポイントは「宅配ボックスがある家庭」に限りますので、宅配ボックスがない場合は当てはまりません。
郵便受けに入らない場合の対応について
配送時に郵便受けに荷物が入らず、かつ宅配ボックスもない状況においては、通常「連絡票」によりお知らせが行われ、荷物は持ち帰られるのが一般的です。
その連絡票を通して荷物の再配達などの手続きが必要になります。
しかし、実際には在宅の場合、配達員がインターフォンを使用し直接手渡しすることもありますが、これは配達員の独自の判断によるものです。
通常、ネコポスのようなサービスでは、対面での受け取りは稀ですが、上記の状況ではそれが発生する可能性があることとなります。
ただし、郵便受けが満杯であったり、投函サイズを超えていたりする場合を除き、通常はインターフォンが使用されないことに留意してください。
宅配ボックスが存在し、使用可能であればそこに荷物が入れられるため、その点も確認しておくとよいでしょう。
インターフォンを使用するのは、「郵便受け」と「宅配ボックス」のいずれにも荷物が入らない特殊なケースに限られるため、その点には特に注意が必要です。
公式のQ&Aには荷物が持ち帰られることが記載されており、郵便受けに荷物が入らない、宅配ボックスもない若しくは入らない場合は、在宅だとしても荷物が持ち帰られるケースがあるため、その点を理解しておくことが重要です。
持ち帰りされた荷物の対応方法
お手元に届かず持ち帰りとなった際は、郵便受けに入らない等の理由から、連絡票の投函がされているはずです。
この連絡票を基に、早急に対応しましょう。
保管期間内に手続きを行わなければ、荷物は送り主に返送されてしまいます。
再配達の依頼
連絡票に記載の指示に従って、再配達を依頼します。
これにより荷物は再び配送されますが、時間帯によっては翌日以降になる場合があります。
再配達は基本的に手渡しなので、ネコポスなどの再配達の際も受け取り準備をしておきましょう。
営業所での受け取り
荷物お問い合わせシステムを使い、連絡票に記載の伝票番号を使って、保管されている営業所の所在地を確認できます。
直接営業所に受け取りに行くことも可能です。
選べる対応方法は上記の2つとなりますので、忘れずに処理を行いましょう。
何もせず放置してしまうと、荷物が送り主へ戻されることになりますのでご注意ください。
ネコポスの追跡について
ネコポスでも配送状況を確認することができます。
伝票番号を用いて荷物お問い合わせシステムに入力すれば、追跡が可能です。
伝票番号は、送り主から事前に通知を受ける必要があります。
ネットショップでの購入時などは、発送通知を確認することで番号を入手できるはずです。
伝票番号をシステムに入力することにより、他の通常配送の荷物と同様に、現在の所在地を把握することが可能です。
ネコポスの到着時間について
ネコポスは宅急便と同様の速さで到着する設計となっており、送り先や発送タイミングによって異なりますが、通常は発送後1日から2日程度で届きます。
そのため、「ネコポスは遅い」といった心配は不要で、「通常の宅急便と同じぐらい」と理解していただければと思います。
ネコポスの概要と注意点
ネコポスは主に郵便受けや配達箱への配達を行うサービスであり、直接手渡しではありません。
そのため、郵便受けのサイズに配達物が対応していれば、どなたが不在でも確実に受け取ることが可能です。
一方で、荷物が郵便受けに収まらない場合は持ち帰られることがあるので注意が必要です。
そうした状況に遭遇した際は、適切に対処することが求められます。
