Windowsを使用中にログアウトやシャットダウンをしようとすると、「このアプリケーションがシャットダウンを妨げています」という警告が出ることがありますね。
そんな時、画面に「apmsgfwd windows」と表示されることがありますが、これはいったい何なのでしょうか。
この名前を見て不安に感じる人も少なくないと思います。
今回は、この「apmsgfwd windows」の正体と、それがどれほど安全なのかについて詳しく解説していきます。
「apmsgfwd windows」とはどのような機能か?
「apmsgfwd windows」という言葉を聞くと、ウイルスではないかと心配になるかもしれませんが、その心配は無用です。
この「apmsgfwd windows」はウイルスではなく、Windows OSに標準で組み込まれている正規の機能です。
このプログラムは主にノートパソコンのタッチパッドを管理し、操作をスムーズにする重要な役割を担っています。
したがって、名前が馴染みのないものであっても、その安全性については心配する必要はありません。
シャットダウン時に「apmsgfwd windows」が関与していることについて
パソコンをサインアウトやシャットダウンする際に、「このアプリがシャットダウンを妨げています」というメッセージが表示されることがありますが、これは大きな問題ではありません。
実際には、このメッセージが出た後、何も操作しなくても1分以内にパソコンは自動的にシャットダウンやサインアウトを完了します。
この過程でパソコンに悪影響が出ることはないため、表示されても安心して待つことができます。
「サインアウト」や「シャットダウン」に問題はないの?
Windowsでサインアウトやシャットダウンの操作を妨げる警告が表示されることがありますが、「強制的に実行する」という選択肢が出る場合があります。
このオプションが表示されたとしても、クリックしても大きな問題は生じませんので、必要があれば遠慮なく使用して大丈夫です。
Windowsがサインアウトを妨げると警告している場合でも、強制的に操作してもシステムに大きな問題が生じることは稀です。
ただし、急ぐ必要がなければ自動で処理が終わるまで待つのが無難です。
手間も時間もかからないので、放置して自動的に完了するのを待つのが確実です。
実際に何度かテストを行った結果、強制的にサインアウトしても問題が生じることはありませんでした。
しかし、サインアウトまでの時間が大幅に短縮されるわけではないので、頻繁に利用する必要はありません。
不安を感じる場合の対処方法
「apmsgfwd windows」がサインアウトの妨げと表示されると、不安に感じるかもしれませんが、これはウイルスではありません。
しかし、警告が突然表示されると心配になるのは自然な反応です。
そのような不安がある場合は、使用中のデバイスでウイルスチェックを実施することを推奨します。
Windowsの標準セキュリティツールでも十分ですし、他のセキュリティソフトウェアを利用しても問題ありません。
デバイス全体をスキャンして、問題が見つかればそれを対処できます。
このプロセスで心配事が解消されれば、それで十分です。
アップデート後によく見る通知の理由
「前には見たことがないのに、最近よく出るようになった」と感じる方がいるかもしれません。
このように表示されるようになる主な原因の一つは、「Windowsのアップデート」です。
アップデートをすると、特定の通知が新たに表示されたり、逆に表示されなくなることもあります。
最近アップデートをしたばかりの場合、それが原因かもしれませんが、ウイルスやシステムの不具合ではないので、過度に心配する必要はありません。
新しいパソコンに変えた際にも、以前のパソコンでは出なかった通知が出現することがありますが、これも大きな問題ではないため、特に気にすることはありません。
まとめ
「apmsgfwd windows」という通知が突然表示されて驚くかもしれませんが、これはウイルスではありません。
時々、「これは何?」と不安になることがありますが、表示された内容を調べてみれば、ほとんどが害のないものであることが分かります。
不安に感じた時は、調べることをおすすめします。その結果、問題があるかどうかをほとんどの場合、確認できるでしょう。