子どもと一緒に花火大会へ。
その響きだけでワクワクしますよね。
毎年多くの人でにぎわう「金沢まつり花火大会」は、海辺に打ち上がる約3,500発の花火が魅力の、夏の風物詩。
けれど実際に行こうと思うと、「どこで見れば混雑を避けられる?」「トイレはすぐ行ける場所にある?」「帰り道、スムーズに動ける?」といった不安がつきものです。
特に小さな子ども連れなら、周囲に気を使いすぎず、安心して花火を楽しめる場所を知っておきたいですよね。
この記事では、混雑を避けやすく、トイレにもすぐ行けるような穴場スポットを中心に紹介しています。
また、公式観覧席の有無やアクセス方法、車・電車での行き方、持ち物や当日の過ごし方のコツなどもたっぷりと解説。家族みんなが笑顔で夏の夜を楽しめるよう、実用的な情報をまとめました。
「行ってよかったね!」が自然とこぼれる、そんな花火大会にするためのヒントがきっと見つかります。ぜひ最後までご覧ください。
金沢まつり花火大会2025 基本情報と子連れ観覧のポイント
- 開催日時:2025年8月30日(土)19:00~20:00(荒天時は中止)
- 打ち上げ数:約3,500発(フィナーレには特大スターマインの連発あり)
- 会場:海の公園沖(横浜市金沢区・海の公園一帯が観覧会場)
- 昨年の人出:約25万5千人(第50回大会実績)
- 入場料:無料(※ただし一部有料観覧席や協賛席あり。後述)
子連れでの観覧ポイント
大規模な花火大会であるだけに、会場は非常に混雑します。
特にメイン会場の海の公園周辺は毎年観覧客で埋め尽くされ、トイレ待ちや帰りの駅までの移動にも時間がかかります。
小さなお子さん連れの場合、人混みや長蛇の列はできるだけ避けたいですよね。
そこで本記事では、比較的ゆったり観られる穴場スポットを中心に、トイレが近い安心感のある観覧場所とアクセス方法をご紹介します。
また、公式の有料観覧席情報や子連れならではの持ち物・注意点もまとめました。
夏休み最後の思い出づくりに、親子で快適に花火大会を楽しみましょう!
子連れにおすすめ!トイレも近い穴場観覧スポット
メイン会場の海の公園(砂浜エリア)は花火を真正面から楽しめる定番スポットですが、そのぶん混雑は必至です。
そこでここからは、比較的混雑が少なめでトイレにもアクセスしやすい観覧スポットを厳選して紹介します。
いずれも地元で「穴場」と言われる場所ですが、花火の見え方や雰囲気も良く、子連れファミリーにぴったりのスポットばかりです。
それぞれ公共交通でのアクセスと車で行く場合のポイントも記載しますので参考にしてくださいね。
1. 野島公園(のじまこうえん)
おすすめ度: ★★★★☆(広々度◎・混雑少・トイレ◯)
スポットの特徴
海の公園の対岸に位置する自然公園で、敷地が広くゆったり観覧できる隠れた名所です。
海の公園ほど人が集中しないため落ち着いた雰囲気で花火を楽しめます。
過去に野島公園で鑑賞した方の口コミでも「混雑が少なくとても落ち着いて見られた」と好評です。
芝生や砂浜のある自然海浜エリアなのでレジャーシートを敷いてのんびり鑑賞できます。
家族でゴロ寝しながら花火を見上げるには最高のロケーションでしょう。
花火会場(海の公園沖)からはやや距離がありますが、できるだけ会場寄りの海岸沿いに陣取れば問題なく大輪を満喫可能です。
トイレ環境
公園内に常設トイレあり。野島公園には管理棟付近やキャンプ場付近など複数のトイレが整備されており、2023年には旧伊藤博文別邸そばにも新しい綺麗なトイレが完成しています。
子どもを連れていても安心して利用できますが、花火当日は仮設トイレが追加される可能性もあります。
比較的空いているとはいえ、子どもがトイレを嫌がらないよう早め早めの声かけをお忘れなく。
アクセス(公共交通)
最寄りはシーサイドライン「野島公園駅」で、駅から徒歩5分ほどで公園入口に着きます。
京急線「金沢八景駅」からも徒歩15〜20分程度(約1.2km)でアクセス可能です。
花火大会終了後は八景駅方面の電車が混雑しますが、野島公園駅は比較的利用客が分散するため乗車しやすいでしょう。
アクセス(車)
野島公園内に有料駐車場があります(普通車約150台規模、1回上限料金あり)。
ただし大会当日は早い時間で満車になる可能性大です。
周辺道路も18:30〜21:00頃は交通規制と渋滞が発生するため、車で行くなら夕方前までに到着し、帰りは混雑が収まるまで公園で休憩するくらいの余裕を持つと良いでしょう。
どうしても駐車できなかった場合、近隣にあるコインパーキング(金沢八景駅周辺など)を利用し、徒歩かシーサイドラインで移動する手段も考えておきましょう。
2. 海の公園 なぎさ広場エリア
おすすめ度: ★★★☆☆(利便性◎・混雑中・トイレ◎)
スポットの特徴
海の公園内の「なぎさ広場」は、海岸から少し奥まった場所にある全面芝生張りの広場です。
実は穴場的スポットで、広い芝生エリアが広がり家族連れに人気です。
砂浜の最前列ほどの迫力はありませんが、視界が開けている場所を選べば十分花火がよく見えます。
周囲が芝生なので子どもが花火開始前に走り回って遊ぶこともでき、開始を待つ間ものびのび過ごせます。
日中は木陰もあるため、夕方までピクニック気分で場所取りできるのもファミリーには嬉しいポイントです。
カップルにも雰囲気が良いスポットとして知られています。
海の公園の砂浜エリアには屋台やキッチンカーがずらりと並びお祭りムード満点。
なぎさ広場はこの少し奥にある芝生広場で、比較的ゆったり鑑賞できます。
トイレ環境
海の公園内のトイレ充実度は抜群です。
公園全体で常設トイレが7か所もあり、花火大会に合わせて仮設トイレも多数設置されます。
なぎさ広場には管理棟があり、更衣室やシャワーとともにトイレも完備しています。
とはいえ花火開始直前は特に女性トイレが長蛇の列になります(「トイレは並びます。女性は覚悟が必要」との声も…)。
お子さんも含め、早めのトイレ済ませと紙オムツ・おまるの用意など万全の準備で臨みましょう。
アクセス(公共交通)
シーサイドラインの「海の公園南口駅」または「海の公園柴口駅」を下車して徒歩2~3分でなぎさ広場周辺に到着します。
京急線「金沢文庫駅」からは公園まで徒歩約20分ですが、子連れで歩くには少し距離があるため、シーサイドラインへの乗り換えをおすすめします(文庫駅からシーサイドライン金沢八景駅までは連絡通路で接続)。
花火後は八景島寄りの駅(柴口駅・南口駅)も非常に混雑しますが、駅が近いぶん早めに撤収して電車に乗ることも可能です。
アクセス(車)
海の公園には柴口駐車場・磯浜駐車場など大小の専用駐車場があります(収容台数合計1000台以上、有料)。
しかし花火当日は18時頃から周辺一帯で交通規制が敷かれ、公園駐車場も満車・入庫禁止となる場合が多いです。
特に直前は近づく車で大渋滞になりますので、車で行く場合は午前〜昼過ぎには駐車場に入るくらいの覚悟が必要です。
また、駐車できてもイベント終了直後は出庫待ちの車で大混雑します。
お子さんがぐっすり寝てしまった場合に備え、車内で休める毛布やクッションを用意しておくとよいでしょう。できれば公共交通機関の利用を強くおすすめします。
3. 八景島シーパラダイス周辺
おすすめ度: ★★★★☆(混雑少◎・娯楽充実◎・トイレ◎)
スポットの特徴
地元で人気の八景島シーパラダイスも実は絶好の観覧ポイントです。
花火の打ち上げ場所は海の公園沖ですが、八景島と海の公園に囲まれた海上から上がるため島内各所から花火が見えます。
メイン会場の海の公園ほどの激しい混雑はなく、比較的ゆったり観られる穴場スポットと言えます。
特に島内アトラクションのメリーゴーランド付近は視界が開けており花火が一番きれいに見えるベストスポットです。
ライトアップされたシーパラの観覧車やジェットコースター越しに見る花火はとても幻想的で、写真映えもします。
またシーパラダイスで遊びながら花火の時間を待てるのも子連れには大きな魅力です。
昼間は水族館やアトラクションで思い切り遊び、夜はそのまま花火鑑賞…という流れなら、子どもも退屈せず一日楽しめますね。
トイレ環境
八景島シーパラダイス園内には多数のトイレがあります。
各施設内や飲食店付近などに綺麗なトイレが整備されており、オムツ替えシートのある多目的トイレも完備。
広い園内に散在するため、人が一箇所に集中しにくくトイレ待ちのストレスも比較的少なめです。
もちろん花火直前はある程度混み合いますが、海の公園ほどではないでしょう。
ただし島内は飲食施設も多くつい飲み物を摂りすぎてトイレが近くなる恐れもあります。
お子さんには花火開始前にトイレを済ませさせ、鑑賞中はなるべくトイレに行かなくて済むよう調整してあげてください。
アクセス(公共交通)
シーサイドライン「八景島駅」下車すぐ。
金沢シーサイドラインの終点駅で、本数も多いので便利です。
京急「金沢八景駅」からシーサイドライン乗換でも10分程度です。
花火終了後は八景島駅が混雑しますが、電車は増発される傾向にあり流れは比較的スムーズです。
ベビーカーの場合、駅構内のエレベーターや段差などを事前に確認しておくと安心でしょう。
アクセス(車)
八景島には大型駐車場(収容数4,000台以上)があり、1日上限料金ありで利用可能です。
海の公園方面と比べると比較的アクセスしやすいですが、それでも夕方には満車に近くなることもあります。
島内駐車場が満車でも、島周辺に民間の臨時駐車場が開設される場合があります(料金はやや割高)。
車で行く場合は午前中〜昼には駐車場に入り、花火後は渋滞を避けてしばらく島内で過ごす(夜景散策やカフェで休憩する等)くらいのゆとりがおすすめです。
なお、花火大会当日は島周辺道路にも規制が入ることがありますので現地の案内に従ってください。
4. 金沢動物園(ナイト金沢ZOO)
おすすめ度: ★★★☆☆(混雑なし◎・距離遠・トイレ◯)
スポットの特徴
金沢区の山側にある金沢動物園も、実は意外な穴場観覧スポットです。
海の公園からは直線距離で約6km離れていますが、その分花火の音が小さめで、小さいお子さんが大きな音に驚く心配が少ないというメリットがあります。
花火大会当日は「よこはま夜の動物園(ナイト金沢ZOO)」として開園時間が20:30頃まで延長され、動物園と花火大会の両方を楽しめるイベントになっています。
暗闇で活動する夜行性の動物たちを観察したり、夕涼みしながら園内散策したりでき、花火の打ち上がる19時台には園内から遠目に花火を見ることができます。
観覧ポイントは限られますが、高台の展望台(インドサイ前の広場など)からは遮るものなく花火を望めます。
花火自体は小さくなりますが、「動物+花火」という特別感のある体験に子どもたちもきっと喜ぶでしょう。
トイレ環境
園内各所に常設トイレがあります。家族連れが多い施設なのでオムツ替え台や子ども用便座があるトイレもあり安心です。
来園者数自体が花火大会メイン会場に比べ圧倒的に少ないため、トイレ待ちの心配はほぼありません。
夜の動物園イベント中は飲食の売店も営業しており、フードトラックが出ることもあります。
ただし閉園時間(20:30頃)と花火終了時間が近いため、花火終了直後にトイレに駆け込む人が集中する可能性があります。
小さいお子さんは早めにトイレを済ませ、帰路につくとスムーズです。
アクセス(公共交通)
京急線「金沢文庫駅」から京急バス(金沢動物園行き急行バス、または「野村住宅センター」行きバスで「夏山坂上」下車)で約10分、下車後徒歩6分で動物園入口に着きます。土日祝は文庫駅から直通の急行バス(通称コアラバス)が運行され便利です。ベビーカーの場合、乗降の際に畳む必要がある点に注意しましょう。帰りのバスも本数が限られるため、早めにバス停に向かうか、混雑時はタクシーを利用することも検討してください。
アクセス(車): 動物園には専用駐車場が2か所あり、普通車は1日600円で停められます。
夜の動物園開催日は駐車場の営業時間も延長されますが、最終入庫時刻に制限がある場合があるので事前確認が必要です。
海側の道路渋滞とは無縁な立地のため、車でのアクセスは比較的快適です。
ただしナイトZOO終了後は出口付近が多少混み合うこともあります。
眠ってしまったお子さんを起こさず車に乗せられるよう、退出はゆっくり目にするなど調整すると良いでしょう。
5. 金沢八景駅周辺(平潟湾プロムナード・八景公園)
おすすめ度: ★★☆☆☆(混雑少◎・距離中・トイレ△)
スポットの特徴
「混雑を完全に避けたい!」という方には、花火会場から少し離れますが金沢八景駅周辺エリアも選択肢になります。
八景駅前から野島方面へ伸びる平潟湾プロムナード(夕照橋まで続く全長約1kmの遊歩道)沿いが代表的です。
花火を見るには野島寄り(夕照橋付近)の方が視界を遮る建物が少なくオススメですが、駅近くのエリアは花火終了後すぐ電車に乗れて帰りの混雑を避けやすいというメリットもあります。
もう一つは、八景駅から徒歩10分ほどの八景公園。
住宅街の中の小さな公園ですが、津波避難用の高台(展望デッキ)があり花火の全体像を見渡す簡易展望台として利用できます。
高さはそれほどではないため花火との距離感はありますが、周囲の建物越しに遮られずに鑑賞可能です。
近隣住民が集まるローカルな雰囲気で、観覧客もまばらなのでベビーカーで行っても楽に立ち回れるでしょう。
トイレ環境
平潟湾プロムナード自体にはトイレがありませんが、八景駅構内や商業施設のトイレを利用できます。
花火前に駅ビル内で済ませておくのが良いでしょう。
八景公園には公衆トイレと水飲み場が一応ありますが、規模は小さいため過信は禁物です(清潔面も含め事前チェック推奨)。
このエリアは会場から距離があるため音も小さめで、小さな子が驚きにくい反面、迫力も落ちます。
子どもが「遠い~」と物足りなく感じる可能性もあるので、その点はご承知おきください。
アクセス(公共交通)
京急線・シーサイドライン「金沢八景駅」下車すぐ。
駅からプロムナード入口まで徒歩2分ほどです。
八景公園へも駅から徒歩10分程度とアクセス至便です。
帰りは八景駅始発のシーサイドラインや京急線に乗れるため、座れるチャンスが高いでしょう。
人出もまばらなので、小さなお子さん連れでも駅までスムーズに移動できます。
アクセス(車)
八景駅周辺には民間のコインパーキングが点在しています。
駅近くの駐車場に停められれば車中から花火の光だけ楽しむ手もありますが、建物に遮られ見えにくい場所もあります。
比較的見やすいのは夕照橋近くのエリアですが、住宅街で駐車場が少ないため、停めるなら駅ビルや商業施設の駐車場を利用し歩くのがおすすめです。
プロムナード沿いは路上駐停車厳禁なので注意してください。
なお、八景周辺は海の公園方面への抜け道にもなっているため、帰路は周辺道路が混むことがあります。
時間に余裕を持って安全運転でお帰りください。
子連れで花火大会に行く際の注意点と持ち物
最後に、小さなお子さん連れだからこそ気を付けたいポイントをまとめます。
穴場スポットで快適に過ごすためのちょっとした工夫で、当日の疲れやトラブルをグッと減らせますよ。
トイレは早め&対策を
花火開始直前や終了直後のトイレは大混雑。おむつが外れたばかりのお子さんは、この日ばかりは夜だけオムツ復活も検討を(トイレに並んでいる間に漏れてしまっては大変です)。
携帯用トイレやおまるがあると非常時に役立ちます。
特に女の子連れの場合は女性用トイレの長蛇の列を想定し、なるべく早め早めに促しましょう。
防音対策
会場近くでは花火の音が身体に響くほど大きいです。
イヤーマフや耳栓などを用意し、子どもが怖がる様子なら途中から付けさせてあげてください。
遠くの穴場なら音は小さめですが、近場では特に必要です。
ベビーカーの幌を下ろしたり、抱っこで耳元を手で覆ってあげるなど臨機応変に。
ベビーカー利用について
会場周辺の砂浜や芝生はベビーカーが押しにくいですし、人混みでは邪魔になることも。
折りたたみ可能な軽量ベビーカーや抱っこひもを用意し、状況に応じて使い分けましょう。
砂地では無理をせず畳んで抱えて移動するのがおすすめです。
また、暗い中での移動になるのでベビーカーにLEDライトや反射板を付けて存在をアピールすると安全です。
持ち物チェック
レジャーシート(敷物)は必須。加えて夜は地面が冷えるので薄手のブランケットがあると子どもが寝転んでも安心です。
虫よけスプレー、懐中電灯(スマホでも可)、ウェットティッシュ、着替え(万一の粗相や汗対策)もお忘れなく。
屋台で食べ物を買うなら紙皿や箸類は貰えますが、お子さん用に使い慣れたマグやお菓子も持参すると良いでしょう。
飲み物は多めに(夏でも夜風で意外と乾燥します)。ゴミは各自持ち帰るルールなのでゴミ袋もあると便利です。
公式観覧席・有料席情報(2025年)
結論から言うと、2025年の金沢まつり花火大会では一般向けの有料観覧席の販売予定は現在ありません。
基本的に海の公園の砂浜や芝生エリアなど無料のエリアに自由に場所取りして観覧する形式になります。
ただし昨年(2024年)の第50回大会では、クラウドファンディングを活用した支援者限定の特別観覧席が設けられました。
例えば1万円の支援コースで砂浜の特等席ペア(2席)がリターンとして提供され、限定100組が即完売したほどです。
今年2025年も同様のクラウドファンディング形式で観覧席が登場する可能性があるので、公式ホームページやSNSの発表を要チェックです。
入手方法
もし今年もクラウドファンディング席が実施される場合、7月中旬~8月中旬にかけて募集が行われる可能性があります(昨年実績)。
手順としては(1)公式サイト等で募集開始の告知確認→(2)指定のクラウドファンディングサイトで支援申込→(3)リターンとして観覧席チケットを受け取る、といった流れでした。
募集開始直後に申し込まないとすぐ売り切れてしまう人気ぶりでしたので、情報を見逃さないようにしましょう。
旧伊藤博文金沢別邸「夕涼み会」
もう一つ注目したいのが、野島公園内にある旧伊藤博文金沢別邸で毎年開催される「夕涼み会」です。
これは事前申込(応募多数の場合は抽選)によるイベントで、同別邸の庭園海側エリアに椅子を並べ、落ち着いた雰囲気の中で花火を鑑賞できる催しです。
いわば事実上の有料観覧席的なポジションで、定員は限られますが静かに花火を楽しみたい方に人気です。小さな子ども連れでも、周囲が比較的落ち着いているので安心して観られるでしょう(ただし申込や抽選の手間があります)。
開催有無や応募方法は例年7月頃に金沢区や旧伊藤博文別邸の公式サイトで案内されますので、興味がある方はチェックしてみてください。
まとめ 子どもと一緒に、安心して楽しめる花火大会を
金沢まつり花火大会は、ただ花火を楽しむだけでなく、家族の思い出をつくる絶好のイベントです。
ですが、子連れとなると「混雑」「トイレ」「アクセス」など、事前に気をつけたいポイントがいくつもあります。
この記事では、そうした不安を少しでも減らすために、混雑が比較的少なく、トイレも近くにある穴場スポットを中心に紹介しました。
また、公式観覧席の情報や、電車・車でのアクセス方法、持ち物や当日の過ごし方の工夫もあわせて解説しています。
どのスポットにもメリット・デメリットがありますが、「子どもが安心して楽しめるか?」を軸に選べば、花火の見え方以上に充実した時間が過ごせるはずです。
今年の夏は、ぜひ家族で金沢まつり花火大会へ。
「行ってよかったね」と笑顔で振り返れる、素敵な一日になりますように。