東京の夏の風物詩といえば、やはり神宮外苑花火大会。
毎年多くの人が訪れるこのイベントは、都心で開催されるため観賞スポットが限られがちです。
どこで見ればよく見えるのか?どんな穴場があるのか?
この記事では、そんな疑問を解決するために、観賞可能なエリアやおすすめの場所を徹底解説していきます。
2025年も東京の夜空を彩る神宮外苑花火大会がやってきます。
大都会・東京の真ん中で打ち上げられるこの花火大会は、ビルに囲まれた環境ゆえに観賞できるスポットが限られています。
しかし、高層ビルの展望台や地元の穴場を押さえれば、幻想的な花火を満喫できます。
本記事では、見える範囲やおすすめスポットを詳しく紹介し、観賞体験を最大限に楽しむヒントをお届けします。
神宮外苑花火大会2025はどこから見える?観賞できるエリアとは
神宮外苑花火大会は、明治神宮外苑の軟式球場付近を打ち上げ場所としています。
都会の中心という立地のため、周囲に高層ビルが多く、花火の打ち上げ高さも比較的低めに設定されています。
そのため、視界が開けた場所でなければ鑑賞は難しいのが現状です。
北西方面の高層ビル群や展望施設からは、比較的クリアに観賞できたという口コミが多く見受けられます。
一方で、東側のエリアでは建物に遮られ、花火が見えにくいという声もあります。
事前に周囲の視界や建物の高さをチェックしておくことがポイントです。
花火を満喫!2025年おすすめの無料観賞スポット8選
花火大会を気軽に楽しみたい人に向けて、無料で観賞できるスポットをピックアップしました。
高層階の展望施設やビルの隙間から見える場所、駅近の立地など、それぞれの特徴を活かして楽しんでみてください。
いちょう並木通り(神宮外苑)
神宮外苑のいちょう並木は、会場から徒歩圏内に位置しており、非常に迫力のある花火を無料で鑑賞できることから、例年多くの見物客でにぎわう有名スポットです。
道路の両側に続く美しい並木道は、花火大会当日も幻想的な雰囲気を醸し出し、木々の間から花火が見えるシーンはまさに東京の夏の風物詩。
特に花火の光がいちょうの葉に反射する瞬間は、自然と都市が融合した美しさを感じさせます。
ただし、混雑が激しいため、場所取りや時間に余裕を持って行動することが大切です。
青山一丁目交差点周辺
青山一丁目の交差点付近は、ビルの隙間から打ち上がる花火を間近で楽しめる知る人ぞ知る鑑賞ポイントです。
打ち上げ地点からの距離が近いため、花火の炸裂音とともに広がる大輪をダイレクトに体感できます。
歩行者の往来も多いエリアなので、花火を楽しむ際は周囲に気を配って。
特に歩道橋などからの観賞は視界が開ける分人気ですが、ルールとマナーを守ることが大切です。
バーガーキング アトレ信濃町前
信濃町駅に直結しているアトレ信濃町のバーガーキングは、花火鑑賞と食事を同時に楽しめる便利なスポットです。
駅ビル内にあるためアクセスが良く、天候に左右されない屋内観賞ができるのも魅力。
花火大会当日は多くの人で賑わいますが、涼しい店内で飲食しながらのんびりと花火を見られるのは他の観賞場所にはないメリット。
特に小さなお子様連れやデートでの利用におすすめです。
混雑を避けるには早めの来店がカギとなります。
六本木ヒルズ・スカイデッキ
六本木ヒルズのスカイデッキは、東京の夜景と花火を同時に堪能できる、まさに都会の特等席とも言える観賞スポットです。
周囲のビル群をはるかに見下ろすこの展望台は、花火だけでなく煌めく都会の景色も一望でき、贅沢な気分に浸ることができます。
空調が効いた快適な空間で、トイレなどの施設も整っているため、長時間の滞在でも安心して楽しめます。
入場にはスカイデッキのチケットが必要ですが、混雑を避けて落ち着いて観賞したい人には特におすすめ。
事前予約を活用すればスムーズに入場でき、花火開始前に余裕を持って場所取りも可能です。
恵比寿ガーデンプレイス・スカイラウンジ
恵比寿ガーデンプレイスのスカイラウンジは、花火会場からはやや離れていますが、視界を遮る建物が少ないため、広々としたパノラマで夜景とともに花火を楽しめる穴場的なスポットです。
高層階に位置するこのラウンジでは、ゆったりとした空間でリラックスしながら観賞が可能で、混雑を避けたい人や静かに楽しみたい人にぴったりです。
しかも、利用は無料で開放されており、コストを抑えつつ贅沢なひとときを過ごせます。
場所によっては展望エリアから花火の一部しか見えないこともありますが、それでも十分に雰囲気を楽しめることでしょう。
サンシャイン60・てんぼうパーク
池袋のサンシャイン60にある「てんぼうパーク」は、ファミリー層にも非常に人気のある展望台で、東京の中心部から少し離れたエリアながらも、意外と花火が見える貴重なスポットです。
建物の間を縫うように視界を確保できれば、東京の街並みとともに花火を楽しむことができ、その風景はまさに都市型の花火観賞体験。
施設内は清潔感があり、子供連れでも安心して利用できる点が魅力です。
少し距離はありますが、夕暮れ時から訪れて、ゆったりと景色を楽しみながら待機するのもおすすめの過ごし方です。
練馬区役所展望ロビー(20階)
知る人ぞ知る穴場として注目されているのが、練馬区役所の20階にある展望ロビーです。
無料で誰でも利用できる上に、花火大会の日でも比較的空いていることが多いため、混雑を避けて静かに観賞したい方にぴったりのスポットです。
ビルの間からタイミング良く花火が顔をのぞかせると、まるで都会の中に開いた秘密の窓から夏の魔法を覗いているような幻想的な風景が広がります。
展望ロビー内には休憩スペースや案内板も設置されており、初めて訪れる人でも快適に過ごすことができる環境が整っています。
恵比寿の隠れ家レストランで楽しむ夜景と花火
恵比寿ガーデンプレイス内の展望レストランでは、夜景と花火を同時に楽しめる贅沢な時間が過ごせます。
ディナータイムには特別メニューが提供されることもあり、デートや記念日にもぴったり。
予約は早めにしておくのがベストです。
神宮外苑の森で乾杯!夏限定ビアガーデン
神宮外苑の「森のビアガーデン」は、自然に囲まれた開放感とともに、花火とビールを楽しめる人気スポット。
テント完備で雨天でも安心、マジックショーなどのイベントも開催されており、友人や家族と一緒に夏の思い出を作るには最適の場所です。
実は見えにくい?要注意スポット紹介
東京タワー
東京を代表する観光スポットであり、夜景が美しく見えるとして人気のある東京タワーは、花火鑑賞の候補としてしばしば名前が挙がります。
しかし、近年は周囲に新たな高層ビルが次々と建設されており、それらの建物が視界を遮ってしまうケースが増えています。
そのため、タワーの中から花火を期待通りに見ることは難しくなってきているのが現実です。
特に神宮外苑の花火大会のように打ち上げ高度がそれほど高くない場合、視界に入る花火の範囲は限定的です。
夜景と東京の雰囲気を味わいたい人にはおすすめですが、花火そのものをしっかりと楽しみたい場合には、より高い位置や花火に近い場所を選ぶ方が無難でしょう。
新宿NSビル
新宿NSビルは、高層階にレストランや展望施設があることで知られ、花火大会のシーズンになると観賞スポットとして検討されることがあります。
特に、窓際の席を確保できれば、都会の夜景とともに花火が楽しめる可能性も。
ただし、実際には花火の見える範囲は限られており、建物の位置や高さによって視界が大きく左右されます。
さらに、予約制の店舗が多いため、希望の時間や席を確保するには早めの行動が必要です。
また、場所取りが難しかったり、花火が期待通りに見えない場合もあるため、事前にスタッフに問い合わせたり、花火が見えるかどうかを確認しておくのが賢明です。
まとめ
神宮外苑花火大会2024は、都心で開催される希少な大規模花火イベントであり、その分、観賞スポットも限られています。
しかし、少し工夫を凝らせば、都内の様々な場所から美しい花火を楽しむことができます。
会場近くの「いちょう並木通り」や「青山一丁目交差点」などは迫力満点、遠方でも高層階の展望台やラウンジからは夜景と共に幻想的な花火が堪能できます。
また、ビアガーデンやレストランといった食事と花火を同時に楽しめるスポットもおすすめです。
一方で、東京タワーや新宿NSビルのように、実際は視界が遮られる要注意エリアも存在するため、事前のリサーチが成功のカギとなります。
この記事を参考に、自分にとって最高の観賞スタイルを見つけ、夏の夜空に咲く花火を思い出に残る形で楽しんでください。